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USBioTek研究所が1位にランク付け---スウェーデンの分析

報告:ツァラー・エーベルグ

IgE反応検査の補助的な検査として、多くの医師がIgG食物抗体検査(ヨーロッパでは一般に食物不耐症検査と呼ばれる)を行っていることを受け、私たちのウェブサイトKostkollはスウェーデン市場で利用可能な種々のIgG検査の再現性を分析するとともに、異なる検査の間でどの程度結果に整合性が見られるのかを調査した。
まず独立セラピストと協同し、スウェーデンの市場で利用可能な5件のIgG食物不耐症検査(Imupro、Scand Lab、Cambridge、US BioTek Laboratories、York)をリストアップした。Imuproはドイツ、Scand LabとUS BioTekは米国、CambridgeとYorkは英国に研究所を持ち、Imupro、Scand Lab、USBioTekは臨床検査改善修正法案(米国の連邦政府によって制定された基準)に認定されている。全ての検査で用いられる食品の種類はヨーロッパ(スカンジナビア)での使用に適しており、Imupro、US BioTekとYorkは試験の際に禁忌(食物または薬物の回避)を設けている。ImuproとScand LabはIgEの値の測定のみであるのに対し、US BioTekはIgEとIgAの測定が可能であるが、この場合のIgEの測定には静脈血清サンプルが必要となる。Scand LabとUS BioTekは最も多種の検査を提供している。

血液サンプルの採取

私たちは看護師の協力のもとでそれぞれの研究所に二つずつ血液サンプルを送り、比較を行うことにした。すべての検査が同じ条件下で行われるように飲食を避けて採血した各血液サンプルに異なる二つの名前を付け、調査について知らされていないそれぞれの研究所に送った。 すると、以下に述べるように検査の過程は研究所によって大きく異なることがわかった。Scand LabとImuproによる検査には研究所で採取された静脈からのサンプルが必要だが、ImuproはScand Labと比べて少ない血清で検査が可能であるという点で、より簡単な検査であるといえる。これら二つの研究所の検体は室温で2日、冷蔵で3-4日、冷凍で無期限に保存ができる。サンプルの管理・評価に要する時間が短いため、いずれかの検査を選ぶ際にはこのことを考慮する必要がある。
US BioTekの検査は、指に針を刺して採った毛細血管からの少量の血液を3つの小さなストリップに染み込ませ、乾かしてから研究所に送るというものである。これは患者と医師にとって非常に簡単な方法であり、少なくとも3週間の貯蔵期間が保証されている。
CambridgeとYorkも同様に毛細血管からの血液サンプルを用いるが、採取には管が必要となる。Yorkが保証する貯蔵期間は28日間、Cambridgeは3週間であった。患者と医師にとっては、Cambridgeに比べて必要な血液がかなり少ないYorkのほうが簡単に感じられることがわかった。
結果を受け取るまでの時間が最も短かったのはImuproで1週間半、続いてUS BioTekの2週間半であった。Scand Labの結果が到着するまでには3週間、Yorkは4週間、Cambridgeは4.5週間かかった。Cambridge以外の結果は全てEメールで送られ、簡単に印刷が可能であった。

再現性と明確さ

IgG検査において最も考察が必要な「再現性」に関して、再現可能だったのはUS BioTekのみであり、これは最も感度が高い検査でもあった。Imuproの検査には差異が少し見られるだけであったが、どこが上限であるのかを判断するのが難しいという問題点もあった。Scand Lab、Cambridge、Yorkの検査はどれも再現可能ではなく、二重盲検サンプルの結果は過度に異なっていた。
患者と医師にとって最も読みやすかったのは、US BioTekとImuproの結果レポートであった。US BioTekのレポートは数値が0から6までの棒グラフで、数字に対応して色が黄から赤に移り変わっているものであった。Imuproのレポートも同様に色つきの棒グラフで、数値は0から4までであった。一方、Scand Lab、Cambridge、Yorkのレポートはどれも患者や医師にとって不明確に感じられるものであった。Scand Labのものは、棒グラフの色とそれに対応する0から4までの数字の使われ方のため、解釈するのが困難だった。CambridgeとYorkのレポートは、3つに分割された表が緑、黄、赤に色分けされており、理解しにくいものだった。さらに、ImuproとYorkのレポートには研究所の名前が入っていなかった。

食事のヒント

患者が食習慣を変えるのを手助けすることは医師にとっての大きな責任であるため、医師はその技術を身につけていなければならない。
このことを踏まえ、Cambridge以外のすべての研究所が医師のためのサポートを行っている。Cambridgeは医師向けの短時間の導入的なセミナーのみ行っていた。US BioTekのヨーロッパ部門も同様にセミナーを行っているが、こちらは3日間かけて行われるより高度な訓練であった。Yorkの検査はオンラインで購入が可能で、患者が病院に行くことを選択しなかった場合には、電話によるアドバイスを受けることができる。Imupro、US BioTek、Scand Labの検査はローテーション・ダイエットを提案する冊子が結果とともに送られる。US BioTekのヨーロッパ部門がレシピのウェブサイトを患者や医師に参照させたのに対し、YorkはレシピをCDで送付した。

まとめ

最も優れたIgG検査を行っているのは、最も再現性があるだけでなく、価格が最も安い検査の一つでもあるUS BioTekであることが結論付けられた。またUS BioTekは毛細血管からの採血が簡単であるという理由から、患者や医師にとって最も優れた検査でもあることが明らかとなった。

ツァラー・エーベルグは、スウェーデンの健康とライフスタイルのウェブサイトwww.Kostkoll.seの編集者である。